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山田 敏夫/YAMADA Toshio
MADE IN JAPAN

1982年、熊本市生まれ。学生時代、フランスへ留学しGUCCI Paris店に勤務。
一流のものづくり、こだわり、プロ意識を学ぶ。
卒業後4年間、Softbank HCにてネットビジネスを学び、
東京ガールズコレクションの公式通販サイトを運営する
「fashionwalker.com」へ入社。社長直轄の事業開発部にて、
最先端のファッションビジネスを経験。
その後、本質的にアパレル業界を変えるべく独立。
2012年1月、ジャパンブランドの直販サービス「Factelier(ファクトリエ)」を展開する
ライフスタイルアクセント株式会社を設立。
Factelier(ファクトリエ):http://factelier.com/




月別アーカイブ: 2月 2014

栃木レザーが作る「美味しい梨」

先日、栃木へ行きました。
日本を代表するタンナー「栃木レザー」。
簡単に言うと、タンナーとは、
牛や豚の「皮」を、「革」にする場所です。
※そのままでは腐敗していく皮を、なめすことで革へと作り替えます。
その「革」にしていく工程で使用された水は、近くの川に放水されます。
聞こえは悪いかもしれませんが、いわゆる「工業排水」。
そのままでは、不純物の多い工場排水をきれいな水へと浄化させるため
工場の隣には立派な浄化施設が併設されていました。
薬品はいっさい使わず
酵素(バクテリア)によって肉片のタンパク質を食べさせ、
きれいな水へと変えています。
排水を滞留させること、4〜5日間。
タンニンの色で少し濁っていますが不純物は含まれていないそうです
(冬は寒いので酵素の働きが少し弱いとのこと)。
水と分離された汚泥は、肥料として販売しており、
茨城の梨園ではこの肥料を使用し、美味しい梨ができたと評判のようです。
そもそも革製品というものは、
お肉として食べられる牛や豚の皮を使用するため、
副産物の再利用という意味でも意味があります。
さらに、それを作る過程で生まれた汚泥で作られる「美味しい梨」。
なんだか、すばらしい循環だと思いました。
驚くことに、電気代は月に300万円を超えるそうですが、
工場としてはここまでやってこそ、と山本社長はおっしゃっていました。
・・・すごい。
きれいな循環サイクルに心から感動しました。

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